もったいないの7●住まいのメンテナンス「住宅設備」
年暮らしているとどうしても目立ってしまう住宅設備の老朽化。キッチンや浴室・トイレなど水廻りと言われる住宅設備は、概ね15年~20年で本体の入替を考える方が多いようです。
しかし、これら住宅設備は「水道の蛇口」や「給湯器」など、年数に応じて使えなくなるものもありますが、キッチン本体、浴室、トイレ本体などは20年以上経ってもまだまだ使えます。確かに日々のお手入れは大変ですし“キレイ”を保つにはそれなりの努力も必要になりますので、ある程度の年数で入替する方が多いのでしょう。
実は住宅設備の入替では、古臭くなったから新しくするという見た目の価値以上に、機能性や省エネ性という部分で大きく価値が変わると言われています。
例えばトイレ。昔の水洗トイレは1回の使用で約13lの水を使っていたのですが、最近のものは6lや5l、「小」ではなんと3.8lと少量になっています。キッチンでは収納量が格段に増えていますので調理道具などの収納で困ることはありませんし、浴室では断熱性がアップしていますからお湯が冷めにくくなっています。
このように住宅設備メーカーの企業努力の結果、住まいの住宅設備は進化していますので、永く快適に暮らせる住まいにするためのリフォームをお考えになるのも良いのでは。